【鉄道模型3D信号機シリーズ】 Nゲージ用中継信号機(品番:N200T)を組み立てる
3月の3D鉄道模型祭りの開催に合わせてリリースされたNゲージ用中継信号(品番:N200T)を組み立ててみました。会場での点灯サンプルとして組み立てたのでその様子をご紹介します。
↓ 完成したNゲージ用中継信号機はこちら!
六ミリの丸の中に1.6ミリ×0.8ミリの極小のLEDを7つ仕込んで、中継信号機をリアルに再現しています。
Nゲージ用中継信号機にLEDを組み込んで点灯させてみよう
中継信号としての大きさは、実際のサイズは直径700mmで1/150換算で4.67mmになります。
今回リリースした中継信号は1608チップLED組み込みの為に直径6mmとしてます。1005のチップLEDを使えば小さくできますが、配線済みはお高いし自分で配線するには小さすぎます。以前、配線した際にはLEDがハンダの中に消えていく悲劇が頻繁に発生します。
なので、少し大きめですが動く中継ってことでこの大きさがベストだと思います。
信号機本体の下地処理、塗装
ランナーを取り付けたままサーフェーサーを塗布して積層面を隠ぺいして下地処理を行います。LEDの点灯のためには遮光が第一なので、遮光ブラックをエアブラシでしつこく吹きます。黒サーフェーサーで一発勝負もありかと思います。さらに積層痕が気になる場合は、#1000程度の目のサンドペーパーを用いて平滑にします。
しつこく遮光ブラックを塗ることで、このとおり積層痕が見えなくなります!
支柱の塗装
支柱を塗装します。グレーを下地にして薄めたエナメル塗料(ブラウン、ブラック)を墨入れするとするように塗布すると、コンクリートのような質感になりますよ。
塗装が終わったらランナーから切り離し、切り離した個所をタッチアップします。
中継信号キットにLEDを組み込む
中継信号キットには配線済み1608チップLEDがセットされています。
番号や順番が分かりにくいので初めにポリウレタンとケーブルを結線しましょう。
LEDポケットに順番にLEDをはめ込んでいきます。被覆がはがれている箇所が接触しないか確認しましょう。
接着には点灯不良や交換などを考えるタミヤのクラフトボンドや木工用ボンドがオススメです。瞬間接着剤だと万一の時にリカバリーが不可能で、LEDが天国に旅立ちます。。。
組立及び完成
点灯確認して組立したら各パーツを接着剤(ゴム系推奨)で接着し完成です。
支柱パーツは取付け向きを変えることで信号機の向きを変えることができます。支柱の真ん中には配線用の通し穴が開いています。ポリウレタン線は4本程度入りますが、配線を外に出してもいい場合は抵抗などの切断した足がシンデレラフィットするので、補強に使う方法もあります。さらに補強したい場合は 0.8mmの洋白線を使用します。
プラムの中継信号にも仕込んでみました。これはまた別の機会に紹介します。
ダミーで我慢している倶楽部のジオラマの中継信号を駆逐してやる!!
【N200T】新3D中継信号機A【Nゲージ】
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